北海道・札幌を拠点とした出版 / 編集プロダクション

Web Magazine "PILOT"

  • twitter
  • twitter
  • RSS

News 音楽・アート・イベントなどの最新ニュースを発信

『DAIDO MORIYAMA BuenosAires/Sao Paulo』


pilot_buenosaires_01
photo DAIDO MORIYAMA

schedule 2011年2月11日(金)〜5月15日(日)
open 11:00〜19:00
holiday 火曜日(祝日の場合は翌日)
place 『札幌宮の森美術館』(北海道札幌市中央区宮の森2条11-2-1『宮の森ミュージアム・ガーデン』内)
system 一般¥500/高大生¥400/中学生以下無料
information 『札幌宮の森美術館』(telephone 011-612-3562)


Northernからラテンアメリカへ。今年の冬も森山大道はアツい!

札幌芸術の森美術館で開催される「北海道《最終章》」に合わせ札幌宮の森美術館で開催される「森山大道 ブエノスアイレス/サンパウロ」。2004年から2008年にかけて撮影されたこれらラテンアメリカ有数のメガシティで、森山大道氏はいったい何を見、何を感じたのだろうか。「ぼくのかつての、憧憬の彼方に在った街、叙事と叙情がクロスする町、心の裡なるブエノスアイレス。」「ぼくは一丁のカメラと共に、ただただ人々の氾濫の中をウロつき廻ってすごした。それは久しぶりに全身の細胞がざわめく経験だった。 都市の凄味を肌で感覚したのだ。」2009年に相次いで出版された小型版の写真集に寄せた森山氏の言葉には、初めてのヨーロッパで感じたという、既視感とは違った「濃密な記憶の彼方から呼び覚まされてくる懐かしさ(犬の記憶/終章)」を再び見出すことができる一方、多様な人種と文化を巨大な坩堝となって呑み込んだ異国の圧倒的なエネルギーに対する、戸惑いと興奮がストレートに表現されているようだ。短期間の撮影行で、森山大道氏はいったい何を見、何を感じたのだろうか。ポルテーニャの虚ろな瞳、匂い立つ熱情のタンゴ、懐かしむ間もなく聖市の闇へと吸い込まれて行く人、人、人。そこには確かに路上のハンター、DAIDO MORIYAMAが立っていた。

pilot_buenosaires_02

<展覧会関連イベント>
『森山大道スペシャルトーク』(要予約)
guest 森山大道× 神林豊(月曜社)× 仲本剛(ブエノスアイレス/サンパウロ編集者)
interviewer 長澤章生
bandoneon performance 小川紀美代
schedule 2011年3月18日(金)19:00
place 『札幌宮の森美術館』特設会場『Restaurant Conte De Fe’es
system 1,500円(1ドリンク)
capacity 70名(定員になり次第締め切り)
information 『札幌宮の森美術館』(telephone 011-612-3562)


森山 大道
1938年、大阪生まれ。写真家・岩宮武二、細江英公のアシスタントを経て、1963年にフリーのカメラマンとなる。1967年、日本写真批評家協会賞新人賞を受賞。1968年に写真集『にっぽん劇場写真帖』、1972年に写真集『写真よさようなら』、1982年に写真集『光と影』、1993年に写真集『Daido hysteric』、2008年に写真集『北海道』等代表作多数。海外ではサンフランシスコ近代美術館、メトロポリタン美術館(ニューヨーク)、カルティエ財団現代美術館(パリ)等で個展開催。国内では島根県立美術館、釧路芸術館、東京都写真美術館などで個展を開催。2007年よりヨーロッパ各地を巡回する「森山大道回顧展 1965-現在」展を開催。「森山大道写真展<北海道-序章>」を札幌はじめ道内各地で開催。写真集『NORTHERN』発表。写真集『北海道』が写真の会賞を受賞。2010年、「森山大道写真展<北海道-第2章/展開>」を東川文化ギャラリー、札幌宮の森美術館、小樽運河プラザ、市立小樽文学館、札幌パルコで開催。写真集『NORTHERN 2』発表。2011年には国立国際美術館(大阪)で大規模な展覧会が予定されている。
website http://www.moriyamadaido.com


Resent Posts|News


協賛店募集

New Magazine

最新の記事

人気記事