北の大地、北海道。その大地が作り出す、たくさんの天然素材。壮大な大自然、美しい景色、そしてそこに生息する野生動物たち。『エゾパーシモン』は、北海道産の天然素材を活用した商品による、新たな流通サイクルの構築を目的としたプロジェクト。天然素材が秘めている底知れないパワーをデザインし、日常生活をスタイリッシュに演出できるアイテムを展開している。
『エゾパーシモン』が第1弾に選んだ天然素材は”蝦夷鹿”。ヨーロッパでは狩猟による獣肉を”ジビエ”と呼び、鹿肉は高級食材として扱われており、日本でもイタリア料理、フランス料理などで蝦夷鹿肉の料理を口にする機会も多い。『ディアパーク』は蝦夷鹿の骨、角のパワーをデザインしたファッション雑貨を提案。インテリア、オブジェ、アクセサリーを古木やシルバーと組み合わせ、独自の世界観を作り出している。
インタビュー(December,2009)
柿本 英一 / 『ezo persimmon』
原 ななえ / 『FURNITURE DESIGN AGRA』
>まずはブランドを始められた経緯について聞かせてください。
>立ち上げられたのはいつ頃からですか?
>原さんが今までに手掛けられてきた商品とは全く異なるテイストですね。
>そう考えると「せんとくん」はすごい完成度ですね…(笑)。
>鹿というのは意外と身近に見かけなかった素材ですね。
>素材としてはどのような印象をお持ちですか?
>ブランドとしてのこだわりはありますか?
>鹿の肉以外の部分がどう処理されているのか、あまり考えたことがありませんでした。
>ブランドロゴは北海道がモチーフになっていますね。
>鹿の魅力についてどのように感じられていますか?
>今後の展開について聞かせてください。
>海外のお土産は格好いいですけれど、日本のお土産はイマイチ飾りにくいんですよね。
>北海道はなぜか御当地のキティちゃんや加トちゃんばかりですから…(笑)。
大人だなあ…(笑)。
鹿角
長い年月をかけて進化をして出来上がった自然のカタチ。無駄のない美しいフォルムは、まさに生命が作り出した究極のデザインと言える。鹿角は生えて抜け落ち、そしてまた生えるを繰り返すため、”復活”と”再生”のシンボルとして、古くから珍重されてきた。また、古来アイヌの人々には海難、水難のお守りとしても使われている。
<取り扱い店>
『FURNITURE DESIGN AGRA』
住所 北海道札幌市中央区南6条東1丁目2-1F
営業時間 11:00〜19:00
電話 011-533-4149
URL http://www.agra.co.jp
photograph Kei Furuse(studio k2)
December,2009