住所 北海道札幌市中央区北2条東3丁目2-9 天坂ビル-1F
営業時間 12:00〜20:00
定休日 水曜日
電話 011-251-5152
ウェブサイト http://www.jennic.jp
ブランド purrr / BAD / PARL / Rape*ie / 古着
明るく元気な女性をイメージし、アメリカンカジュアルをベースに、トレンドも取り入れながら、女性が“かわいい”と感じる個性的なアイテムを国内外からセレクト。全身でのトータルコーディネイトを念頭に、洋服をはじめ小物、雑貨、アクセサリーまで幅広く品揃えしている。ブランドネームに頼らず、独自の世界観や感性を重視した、こだわりあるセレクトは必見。
photograph Tetsuei Yamahashi
December,2011
アメカジをベースにトレンドや古着を取り入れたミックススタイルを提案する『ジェニック 札幌』。華やかな商品に囲まれた、居心地の良い店内で、楽しそうな笑い声が響く、夢のようなひと時。感じるままに、オシャレを楽しむ心のときめきは、女の子の新たな魅力を引き出してくれる。
インタビュー（December,2011）
松井 あゆ子 / 『JENNIC』ディレクター
旭川で地元ファンから根強い人気を誇るセレクトショップ『ジェニック』の札幌店が、都心部から少し外れた郊外にオープン。落ち着きのある木目を基調に異国感が散りばめられた店内は、旭川店の面影を彷彿とさせながら、非日常的な楽しさと刺激を与えてくれる。
「内装は独自のアート感覚を世界観として表現するため、床から什器、装飾のほとんどを自分達の手で作りました。いつ御来店いただいてもわくわく感をお客様に感じていただけるよう、ディスプレイはシーズンごとに手作りで装飾を変えています。」
ショップを華やかに彩るアパレル、小物、アクセサリー、雑貨たちは、いくつになっても女の子の心を弾ませ、ときめかせてくれる。
「明るく元気な女性をイメージして、アメリカンカジュアルをベースに、レンドもしっかりと意識しつつ、自信を持って“かわいい”とおすすめできる個性的なアイテムを、国内外からセレクトしています。頭からつま先までトータルでコーディネイトしていただくことを念頭において、洋服をはじめ小物、雑貨、アクセサリーまで幅広く御用意しています。名前映えのするブランドネームではなく、あくまで世界観や感性を重視したアイテム一点一点でのセレクトにこだわっています。」
発色の良いカラーリングや色鮮やかな柄があしらわれた高感度で洗練されたアイテムは、オシャレを楽しむ女の子達の眠っていた新たな魅力や表情を引き出してくれる。
「最先端の流行を追いかけることはありませんが、その時々の時代感はセレクトへ反映しています。時代のサイクルと共に’60～’80年代の流行を取り入れ、現代をプラスしたアレンジスタイリングがこだわりです。当時の古着と今のトレンド新品商品をミックスしたコーディネイトには特に力を入れています。古着はヴィンテージワンピースなど、リーズナブルに全身コーディネイトを楽しんでいただけると思います。」
特別感がありながら、日常にも着まわすことのできる一枚は、コーディネイトの幅を広げてくれるはず。その時々の環境や気分に合わせて表現されるスタイリングは、もしかすると本当の自分を呼び覚ましてくれるかもしれない。
「ロサンゼルスのリメイクブランド“プア”によるコラボレーション商品は、自分達で企画から発注まで手掛けていて、生地はヴィンテージやアメリカ製の面白い柄ものを使用しています。特にこだわっているのはシルエットです。ウエストが細く見えるよう、全体のデザインや着丈も考え、日本人の女性に合わせて作ってもらっています。もともとオリジナル商品を始める意識はなく、せっかく買い付けてきた古着を一枚も無駄にしないよう、自分達で補修やリメイクを施していたんです。そのうちに、信頼できるデザイナーさんとの運命的な出会いから、より世界が広がりました。」
ライフスタイルに彩りと喜びを与えてくれるファッションの持つ力を信じて、これからもひとりひとりの女の子と向き合い会話をしていく。
「カラフルなアイテムや柄のタイツを使ったポップな80’sコーディネイト、イベントなどのお出かけにはチェーンバッグをプラスして女の子っぽさを出してみてはいかがででしょうか。来季は、スカーフやスカーフ柄に注目しています。春らしいパステルカラーやヴィンテージウォッシュ、古着加工のシャツ、タイダイ染めのデニムなどにも気になりますね。今後も自分らしいスタイルにこだわり、他店には無い商品を御提供していきたいと考えています。」
December,2011
